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【8】まとめ

  • koufukujihokutoshi
  • 2025年12月31日
  • 読了時間: 1分

 八ヶ岳の山名は、八雷神の八ヶ岳、権現岳の八ヶ岳、そして赤岳の八ヶ岳へと変節を繰り返す歴史をたどってきた不思議な山である。全国でもこうした類例はない。

 権現岳・檜峰・薬師岳・風三郎岳の名称は、同一の山塊に集約された山名であり、個々の信仰的特徴やその内容に応じて呼称されてきた。明治11年6月「大平山五ヶ村入会図」で権現岳南斜面に「字八ヶ嶽」の地名がある。地名として史料の中に見える唯一の存在である。

 いくつもの名称と共に、「字八ヶ嶽」の地名は八ヶ岳西南麓の歴史・文化・信仰などを伝える八ヶ岳の原郷である。

八の峰が存在することによって、「八ヶ岳」が命名されたという。命名される前に「八ヶ岳」は、檜峰神社の本地仏として、薬師権現の別称として「八ヶ岳権現」として呼称されている。この命名以前に、八の峰があって「八ヶ岳」と名称があったというのだろうか。


「八百万神」の説も、「八ヶ岳権現」の名称以前に多数の山々の認識があって命名されたというのだろうか。



参考文献 

水原康道 一九八三年、『小淵沢町誌下巻』「第五章 八ヶ岳信仰」、小淵沢町発行

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