鐘の音は、心に静寂を与え、無常の時の流れを感せしめて、
仏の永遠の生命を人々の心に目覚めさせるものです。
このことから、108のしあわせの鐘は、過去・現在・未来の三世に渡る心の苦しみを救い
すべての人がしあわせになることを念願して造立されたものです。
人は、自分一人の力によるのではなく、無限の広がりをもって、
おおぜいの人々のおかげを受けて生きています。
この鐘の誓願は、自分を生かしてくれる人々へ報恩と感謝の心が通じ、
人々に希望と勇気が与えられ、心と心が通いあいながら、
しあわせに生きていくことへの願いからです。